瀧廉太郎 箱根八里
明治34年(1901年)3月30日に出版された『中學唱歌』の3曲 『箱根八里』 『荒城月』 『豊太閤』の中の『箱根八里』です。
この出版の1ヶ月後『中學唱歌披露演奏会』が開かれ、38曲の中から13曲が演奏され中でも人気が高く、評価も高かったのが『荒城の月』ではなくてこの『箱根八里』だったそうです。
作曲: 瀧 廉太郎
作歌: 鳥居 忱
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
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『箱根八里』 作歌 鳥居 忱
第一章 昔の箱根
箱根の山は 天下の險 函谷關(かんこくくわん)も物ならず
萬丈(ばんぢゃう)の山 千仞(せんじん)の谷 前に聳(そび)え後(しりへ)にさゝふ
雲は山をめぐり
霧は谷をとざす
晝猶(ひるなほ)闇(くら)き杉の並木 羊腸(やうちゃう)の小徑(せうけい)は苔滑か
一夫關(いっぷくわん)に當(あ)たるや萬夫(ばんぷ)も開くなし
天下に旅する剛毅(がうき)の武士(もののふ)
大刀(だいたう)腰に足駄(あしだ)がけ 八里の岩ね踏み鳴す
斯(か)くこそありしか往時の武士
第二章 今の箱根
箱根の山は 天下の阻(そ)蜀(しょく)の棧道(さんだう)數(かず)ならず
萬丈の山 千仞の谷 前に聳え後にさゝふ
雲は山をめぐり
霧は谷をとざす
晝猶闇き杉の並木 羊腸の小徑は苔滑か
一夫關に當たるや萬夫も開くなし
山野に狩する剛毅の壯夫(ますらを)
獵銃(れうじう)肩に草鞋(わらじ)がけ 八里の岩ね踏み破る
斯くこそありけれ近時の壯夫
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※一人で3回ずつ歌って多重録音しています。
2010/9/26録音
この出版の1ヶ月後『中學唱歌披露演奏会』が開かれ、38曲の中から13曲が演奏され中でも人気が高く、評価も高かったのが『荒城の月』ではなくてこの『箱根八里』だったそうです。
作曲: 瀧 廉太郎
作歌: 鳥居 忱
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『箱根八里』 作歌 鳥居 忱
第一章 昔の箱根
箱根の山は 天下の險 函谷關(かんこくくわん)も物ならず
萬丈(ばんぢゃう)の山 千仞(せんじん)の谷 前に聳(そび)え後(しりへ)にさゝふ
雲は山をめぐり
霧は谷をとざす
晝猶(ひるなほ)闇(くら)き杉の並木 羊腸(やうちゃう)の小徑(せうけい)は苔滑か
一夫關(いっぷくわん)に當(あ)たるや萬夫(ばんぷ)も開くなし
天下に旅する剛毅(がうき)の武士(もののふ)
大刀(だいたう)腰に足駄(あしだ)がけ 八里の岩ね踏み鳴す
斯(か)くこそありしか往時の武士
第二章 今の箱根
箱根の山は 天下の阻(そ)蜀(しょく)の棧道(さんだう)數(かず)ならず
萬丈の山 千仞の谷 前に聳え後にさゝふ
雲は山をめぐり
霧は谷をとざす
晝猶闇き杉の並木 羊腸の小徑は苔滑か
一夫關に當たるや萬夫も開くなし
山野に狩する剛毅の壯夫(ますらを)
獵銃(れうじう)肩に草鞋(わらじ)がけ 八里の岩ね踏み破る
斯くこそありけれ近時の壯夫
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※一人で3回ずつ歌って多重録音しています。
2010/9/26録音
この記事へのコメント
やはり100年以上の歴史があるからでしょうか。今の音楽で100年残るのはどれほどあるんでしょうね。
>林光さんのこの編曲はとても好きです。カチューシャの唄や、ゴンドラの唄、歌いました。
(^^)/ 私も歌いました!
難しい歌詞ですね。私も初めて歌った時はさっぱりわかりませんでした(笑)
いろいろな演奏がありますが個人的には、やはり男声が歌うのが合っているような気がします。
『中學唱歌』として作られたそうで、昔の中学というのは男子校だったのでしょうね。